Bookの最近のブログ記事

2011年8月19日

「卵の緒」瀬尾まいこ

卵の緒

瀬尾まいこさんの本は読んでいるつもりでしたが、なぜか読んでなかった・・・。 

短編が2つ載ってます。 

後に載ってる方のお話「7's blood」に出てくる弟がとてもケナゲでかわいいです。 
すっかり弟がほしくなってしまいました。 

「図書館の神様(瀬尾まいこ、2003)」に出てくる「弟」の印象とも共通するものが・・・。あの本の感想も「弟、かわいいわーい(嬉しい顔)!」でした。 

違う人ですが、綿谷りさの「インストール」に出てくる女子高生と男の子が織りなすサックリした世界とも似ています。 

わが子(女子)にこんな弟(男児)を産んでやりたいわぁ・・・ 
でも分娩はコリゴリあせあせ(飛び散る汗)

2011年8月14日

「つるかめ助産院」小川糸

つるかめ助産院

大概のことは何とかなりそう、と思える一冊。
っていうのも、タイトルは助産院、描かれるテーマは出産。本の表紙は海辺
これでだいたいの中身の予想はでき、それを裏切らない展開。

私は「食堂かたつむり」よりなんだか感動した。

私は分娩のとき、あまりの痛さに「2人目はない」と固く誓っていたのですが、この本を読んでいると、妊婦時代のいろんな気持ちを思い出して、なんて貴重な時間だったのだろう、と浸りっぱなし。涙しっぱなし。あげくの果てには「もう一度妊娠するのもいいなあ」と思ったのでした。

なんといっても1人目の妊娠は誰もが初めてのことですから、自分の体の変化に驚きの連続で、そんな変化と向き合いながら生活のリズムを整えて体の声に耳をかたむけて自分を空っぽにするという、宗教めいたことも真面目にやっちゃうし。母親になるという自覚が少しずつ芽生えて、家族との絆を認識するプロセスも大事だし、最後はすっかり神がかりの境地で、

赤ちゃんと神様に自分の肉体を明け渡して
「さあ、どうぞ、この体を使って降りておいで」
っていうイタコさんのような気持ちになったっけな。

日々の辛いこと、大変なこと、いろいろあるけれど、
すべての人がそんな神秘的な生命力によって生まれてきたことを思うと、
細かいことは気にせずおおらかになれそうな気がするのです。
と思った一冊でした。



2011年6月20日

竜が最後に帰る場所 恒川光太郎

竜が最後に帰る場所

平成の江戸川乱歩?と思ってます(勝手に)。
ミステリーとホラーと摩訶不思議ワールドを得意とする筆者の最新の短編集です。

「風を放つ」「迷走のオルネラ」「夜行の冬」「鸚鵡幻想曲」「ゴロンド」
はじめの2つのお話は、期待したのと違ってましたが、「夜行の冬」と「鸚鵡幻想曲」はよかった。

「夜行の冬」、夜な夜なパラレルワールドを旅する主人公。旅するメンバーに、戦国時代の人とか混じっていてほしかったなぁ、時代も越えてほしかった。時代も現実感も越えてしまう恒川作品の世界観がすごい好き。

しかし、人に勧めるなら、この人の本の中で最後の順位です。
(私の恒川作品ランキングはひきつづき『夜市』が一番です。
また勝ち抜いちゃったってかんじで・・・)

筆者の作品が大好きなので、次も期待しています。

2011年3月29日

KAGEROU

KAGEROU

最初は「ありがちな設定」だと思いましたが、
だからこそ結末が気になりました。

読みやすい文体でさらっと読めます。

筆者はインタビューでは「命の大切さを描きたかった」
と述べていたと記憶しています。

それは読みとれたと思いました。

 

<以下ちょっとネタばれ>

欲を言えば、キョウヤさんについてもっと知りたかった・・・

それぞれの人物ごとの心情が描き分けてあると

作品の奥行きがぐっと深くなりますよね。

そうゆう本が好きです。

 

また、人のレビューによると茜ちゃん、不評でした。

言われてみると心臓病もちの美少女って・・・なんかありがち・・・。

でもまあ、いいんじゃないですか?

あんまり奇想天外じゃ「命の大切さ」は描きにくいだろうし。

 

あ~、そうですか。

あんな王子さまのような美しい顔の下で

このようなまじめな本を書いていたのですね。

これからも意欲的に創作してほしいです。

2010年12月15日

ESSE 北斗 晶のパワフル人生相談

ESSE (エッセ) 2011年 01月号 [雑誌]

ESSE 北斗 晶のパワフル人生相談
好きな連載なんですけど、今月のは特によかったです。

今月号のごそうだん。

「いろいろとやりたいことがあってしぼれない」

相談主さんは、多趣味でどれもそこそこ出来ちゃう人らしい。

何か1本に絞って、やり遂げる方が奨励されてません?世間一般では。

でも北斗 晶さん

「ぜんぶやれ」

えっ? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
え~っ?

なんか、うちの親みたい。うちの親も「ぜんぶガンバレ」と無責任なこと、言ってました。
そんで、成長したのがこの私。
アラフォーにしてただの凡人。

あれこれ欲張りすぎると、どれも大成しない。

というのが一般論ですよね~。

成功してる人って、もー、そればっかり毎日夢中でやってるイメージだし・・・

でも、この記事によると、いろいろできちゃう人っていうのは、いろいろやることそのものが幸せなんだって。

そういえば、何かが別のことに役に立つかもしれないし、「これ、将来役に立つ?」と悩んでる時間がもったいないよね。

親となって、早くに適正を見つけてあげなきゃ!と使命感がプレッシャーになってた部分もあるけど、ちょっと違った考え方も持てたように思います。

2010年12月13日

「ひそやかな花園」角田光代

ひそやかな花園

読み終わってまず考えたのは、
代理母って何歳までなれるの?

ってことでした。

だいたい60歳だとして、私60んときは、うちのムスメ23歳。
妊娠どころか結婚にもまだ興味がないかもしれないですね。

さて、この本、精子バンクで子供を授かった両親たち&子供たちのお話なのです。

子供が欲しいという強い思いって何なんでしょうね?

ごく自然に「女に生まれたので、いつか母になるんだろう」くらいの気持ちで、子供が欲しいと思っていました。

ところがこんなセリフが・・・

「子どもがほしいってことはさ、生まれてきてよかったって思ってるんだね。~略~生まれてくる子にさ、この世界にはこーんなにいいことがあるのよって~略~」

・・・むむむ、確かにそうかも。
子どもが欲しかった理由、他にもあるけど(母親になってみたかったとか、子育てをしてみたかった、とか)、あたしって少しは幸せだったのか。・・・と発見しなおしたのでした。

それに幸せかどうか決めるのは結局自分なのですね。

本には前向きに力強く生きてる女性と、妬んだりイジけたりしながら生きてる女性が出てきます。

つい人と比べたり、しょーもないことで悩んだりしている自分を思い返してちょっと反省です。

やっぱり胸を張って前向きに生きてないと・・(気持ちも、ホントの姿勢もね!)

そんなことをグルグルっと考えた本でした。

し、しまった。

この本のもっとも大事なテーマを忘れてた。

世界は何か危ないことやよくないことが起こるけれど、だからといって閉じこもって安全なところにいるのではなく、こちらから扉を開けて出かけていかないことには感動や欲しいものを手に入れることはできない。(から、どんどん外に出ていくべし)とゆうようなこと、でした。

2010年8月11日

かわいい素材BOOK

Sweet&Girly かわいい素材BOOK

図書館で素敵な素材の本を借りてきました。(データCD付き)

リクエストした時は、図書館になくて、
「購入するかもしれないので、とりあえずリクエストを出してください」
と言われ、待つこと3か月・・・

「立川図書館から借りているので

ぜったい

期限を守ってください」

という注意付きで私のもとにやってきました。
・・・買わなかったんだ、うちの区。

(-д-;)税金のご使用は計画的に。
 
 
 
↓こんなことや、

2010081101.jpg

↓こんなこともできます。

2010081102.jpg

画像ソフトを持っていないので、エクセルとかペイントでやってるんですけど・・・

Photoshopが2万円くらいで買えるといいなぁ(・ω・)
(古いバージョンなら安くオークションに出てたりします。買おうかなあ、ないと不便ですね)

それでも、Vistaには小塚フォントが入っているし、英文もフォントがたくさん入っているので、そこは評価します!

こんなことを始めるとつい、フリーフォントを探し始めたりして、ベビーがぐっすり寝てるのをいいことに夜更かししてしまうので、寝不足です~。(そして夏バテ)

これでかわいい成長アルバムが作れると張り切ってしまって、またまたやりたいことが増えた気が・・・
育児休業の終わりは確実に近付いてきてるのに。(T△T)

2010年8月 5日

「ドーン」 平野啓一郎

ドーン (100周年書き下ろし)

本人のブログにもそう書いてあったけど、
これまでの作品で一番エンタテインメントだと思った。

2036年、火星への有人探査から生還した日本人宇宙飛行士、佐野明日人が英雄扱いでメディアに紹介されるシーンから始まり、彼の搭乗中に起こったある秘密がスキャンダラスにアメリカ大統領選とリンクしていくというすじがき。

googleのストリートビューとイメージ検索の未来版を思わせる『散映』というシステムでアメリカ中の防犯カメラの映像から個人の検索できるのとか、ウィキの小説版であるウィキノヴェルとか、アメリカがイラン戦争のあとに南アフリカ戦争(という未来の戦争)に介入していたりとか、この人ってどんだけアメリカ通?IT通?と思わせる読みごたえのある未来でした。

明日人の出身地が富山っていう設定もちょっとポイントアップです。

2010年7月26日

がたんごとん

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

小児科の待合室にあったので、歩に読んであげました。

・・・もちろん無反応。

すると3歳くらいの知らない男の子がやってきて、私の音読を繰り返して「がたんごとん」。

何、何?Σ(・口・)

よく分からないけど、読み進めていくといっしょに音読する見知らぬ少年。

8カ月の赤ちゃんとマンションで二人っきりで過ごしている私には天使がやってきた一瞬だったヨ~。
会話ができる(会話か?)ってすごい。
言葉が交わせるってすごい。

この本は音のリズムが楽しい本なので、子供が食いつく本なのだと思います。
買う本リストに追加!(^―^)

2010年7月21日

「僕の明日を照らして」瀬尾まいこ

僕の明日を照らして

スナックで働く母親と二人暮らしの主人公僕は夜をひとりで過ごすのが嫌い。その生活に終止符を打った新しい父。だけど義父は子供へのDV男だった。母親に内緒でDVを治すべく試行錯誤する義父と僕の毎日。それと僕の学校生活が描かれてます。

中学2年っていうと、私は何をしていたんだろうか?
こんなふうに少しずつ何かに取り組んで、結果を出していたんだろうか?
いや~、文章の上手な人がまとめてくれたとしても、とても本になるような内容のある1年じゃなかったなぁ。

やっぱり日記のようなものを残すべきだったか・・・
そゆ記録、あるといいですね。

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